スポーツに関わる発言・行動

先程TVを見ていたら、相変わらず荒川選手が生出演。
やはりお忙しそうで、大変ですね。
で、そのTVの中で、荒川選手がどこかに表敬訪問をしたのか、報告に行ったのか、政治家らしき人(良く分かりませんでした、ご存知の方、教えて下さい)と会った時のVTRが流れていました。
チラッとしか見れなかったのですが、一つの発言が耳に留まりました。
「いや〜、他人の不幸を喜んじゃいかんが、(ロシアの)選手が転んだ時は嬉しかったね〜」
これを荒川選手に向かって話していました。

私も演技前はそう願っていました。
おそらく多数の日本国民が思っていたと思います。
しかし、実際にスルツカヤ選手が転んだ時に、私は本当に胸が締め付けられました。
少なくとも、素直に「やった!」とは喜べませんでした。

転ぶ事を願っていた事、転んだのを喜んだ事、そんな事に文句は言いません。
おそらく、それが正しいナショナリズムのあり方ではあるから。
しかし、それを荒川選手に対して言うのは「あんた、相手が転んだから金メダル取れたんだよ」と言ってる事になります。こんな失礼な発言は許されない。
実際、荒川選手の表情は困惑したものに見えました。

スノーボードクロス、面白い競技でした。
日本からも藤森由香選手が出場、同走選手の転倒で7位。
健闘したと思います。
しかし、お姉さんがTVのインタビューで「(先に滑ってる選手に)『こけろ〜!』とめっちゃ思ってました!」と言い、本人も「もちろん『こけろ!』って思いながら滑ってましたよ!」とニコニコ顔で答えていました。
おそらく非常に正直な気持ちでしょう。
私も彼女の立場なら、間違いなく同じ事を考えます。
実際そう言うファクターの多い競技でしょうし。
しかし、それを大勢の人の前で口に出すのは、アスリートとしてあまりに未熟。

前出の政治家の発言もそうですが、不特定多数の人に伝わるのを考えた言動をして欲しいものです。
TVに向かって何を叫ぼうが構いませんが、相手国の国民も含め多くの人達や、ましてや当事者に向かっての発言は、正直な(単純な)気持ちを伝える事が必ずしも常に正しいとは思えません。
私もスポーツをきれい事にだけで捉える程純粋ではないですが、スポーツマンシップと言う言葉を形骸化させてはいけないと思っています。
ヘタな政治家を始め「先生」と呼ばれる人達より、スポーツ選手の言動は(善くも悪くも)その活躍に比例して大きな影響力を持ってきます。

今回の駒苫高の出場辞退にはいろいろな方がいろいろな意見を仰っています。
大方の意見は「1.2年生はかわいそうだが、仕方ない」と言うもの。
私も同意見です。
ただそれより、なぜ居酒屋の大人達は、喫煙・飲酒を止めさせなかったのか。
未成年と知りながら(知らなかったとは言わせない!)酒を出す事自体許されないのではないか。
通報した人も、通報より先にする事が無かったか。(誤解が無いように…決して通報自体が悪かったとは言いません、正しい行為です)
未然にこうした行動を防ぐ事ができたはずなのに…それが一番悔やまれます。
彼ら選手達もまた、他人に与える影響力が分からなかったのでしょうね。



もしかして、こうしてブログに書き綴る事も、少しは他の方々に影響を与える場合があるのかもしれません。
匿名性が高い事を隠れ蓑にして傍若無人な書き込みだけはしないよう、充分に注意しなければ…
自戒を込めて。
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by aki3man | 2006-03-05 02:09 | 日常
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