仕事の誇り

今日は札幌市内のほとんどの小学校で運動会が行われました。
で、今日は婚礼も結構な件数入っていましたので、カメラマンは大忙し。
私ももう6〜7年担当している某老舗ホテルの婚礼スナップを2件。

私が撮影させて頂いたお客さんのお隣の会場には、見た事がない女性カメラマンが入っていました。
ホテルにはうちのような専属業者が撮影に入る事が多いのですが、予算の関係や知り合いの伝手などで、外の業者さんが入る事も多々あります。
私が行き慣れない会場(別の業者さんの縄張り)に行く事も珍しくないです。
ですから堂々と別の業者さんが入ってもいいのですが、彼女はネームプレイトも付けていません。
一見プロかどうか解らない(要はアマチュアっぽい)風体で、カメラを一台だけ首から下げて撮影していましたが、出席者ではないのは間違いない。
(我々が見れば、仕事かどうかはすぐ分かります)
そのうちもう一人私と同年輩の男性カメラマンがやってきて、会場前の廊下のど真ん中にカメラバッグを置いて彼女と一緒に撮影を始めました。
ご新郎ご新婦のお二人やご親族に対する口調はとても"ぞんざい"で、撮影の合間にはお客さんの目の前でタバコをスパスパ…
ちょっと態度が悪すぎないか…と思っていたら、またまた年配の男性カメラマンがやってきて三人で撮影を始めたのですが…

最後に来たその年配男性カメラマン、以前から何度もお客さんの目の前で大声でホテルスタッフに文句を言ったり、(私を含めた)他のカメラマンともトラブルを起こすなど、ホテル協会の中でも度々問題になっている業者の社長でした。
(それでもお客さんが連れてくると、ホテル側が閉め出す事はなかなかできません)
撮っている写真については私が言う立場ではないですが、非常に安い価格だけを『売り』にしている業者です。
もちろん某大手婚礼情報誌にも広告を載せています。

一般のお客さんから見たら、彼らがどのようなカメラマン・業者かは分かりません。
「ここのホテルのカメラマンはこんなんなんだ」「スナップのカメラマンなんてこの程度か」「カメラマンって、結局この程度の人間がやっているんだ」
そう思われる事が、本当に悔しくてなりません。
私は決して聖人君子ではないですので、いつもニコニコできている訳でもないですし、全てのお客さんに満足頂けている訳でもない…と思います。
ただ少なくともお客さんに失礼な態度はとらないように心掛けているつもりですし、どの会場に行ってもスタッフとはいい関係を築けるようにしているつもりです。
私に限らず、私の知る多くのカメラマン達は大きな情熱と高いプライド(と低い腰)を持って、玉のような汗を流しながらリスキーな仕事をこなしています。
それなのに、あんな適当な仕事をしている業者も、同じ「カメラマン」でくくられてしまう事に非常に憤りを感じます。

どんな仕事をしている人も仕事に誇り持っていれば、自分達の仕事の地位を貶める事の無いように心掛けているはずです。
自分が自分の職種の代表選手と思って仕事しているはずです。
自分の仕事に本当の意味での誇りを持ってさえいれば、決してあのような仕事はできないはずだと思うのです。

私も誰からどのように見られているか分かりません。
全てのお客さんに満足して頂く事はできませんが、少なくとも自分がこの仕事をしている事の誇りは忘れず、後輩カメラマン達により良い道を作ってあげられるカメラマンにはなりたいです。
仲間や後輩カメラマンに「素敵な仕事だし、そう思ってもらえる仕事だよ」と胸を張って言えなきゃ、この仕事している意味がないです。

ごめんなさい、ちょっと毒吐いてしまいました。
たまには許して下さいませ m(_._)m
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by aki3man | 2009-05-30 23:57 | 写真
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