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スペインの優勝

WCは(我が!)スペインの優勝で幕を閉じました。
自分がスペインのサッカーが好きな事はもちろんですが、攻撃的で美しいサッカースタイルをどう言う相手に対してでも同じく貫く、そう言う国が優勝した事に意味があると思っています。
今大会は、自分達の本来のスタイル〜攻め方〜で戦う事をやめ、相手の良さを消す事に終始するサッカーをするチームが多かった気がします。
(もちろん、そう言うリアリスティックなサッカーをするしかなかった事は充分認識してはいます)
オランダは決して悪いチームではなかったですが、決勝はスナイデルとロッベンの個人技頼みで創造性のかけらも感じないチームになっていました。

WCは戦術の見本市ですから、優勝チームの戦い方はその後の戦術のトレンドになる可能性大です。
CLでインテルがバルサを破った時から危惧していたのですが、スペインが優勝した事で、これからのサッカーのスタイルが面白みの無い方向へ動く事が取りあえず抑制されたように思います(希望ですが)

今回の決勝カード、現スペインのスタイルの原型は、かつてクライフがバルサで始めたもの。
クライフはご存知の通りオランダ人です。
で、現オランダは全くクライフ色はありません。
クライフは母国オランダより、スペインの優勝を望んでいたと言う話もありますが、いずれにしても不思議な縁でした。

さて、次のWC…の前に、2年後のユーロが待っています。
スペイン、オランダの主力メンバーはまだ充分戦えます。
ドイツはこれから円熟期を迎えます。
イタリア、イングランドの新戦力が育つか、フランスは立て直す事ができるか…興味は尽きません。
それまでは、またリーガ、プレミア、セリエ、そしてCLを見ながら楽しみに待つとします。

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