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陽水Live

本当はサッカーのドイツ戦について書くつもりだったのですが、サッカーネタはイマイチ食いつきが悪いので…なぁんて冗談です(^^)

陽水Live_f0021369_1552993.jpg行ってきました、念願の「井上陽水ライブ」
(明日も同じく札幌公演があります、ネタバレありますので、行かれる方は注意して下さいませ)
開場時間の20分程前に厚生年金会館に着きましたが、並んでいるお客さんを見て「今日は小ホールでも何かイベントでもあるのかな?」と思いました。だって、あまりにも年齢層が高い…
私でも若い方でしたし、平均年齢は50歳以上…?
親子と思われる二人組も多かったですが、お嬢さんの方でも30〜40代…と言う感じでした、ほんとに。
あっそうそう、あのボロボロチケットでも無事入場できました(^^;;

席に着いてから開演までの30分、ずっと会場内には「シャデー」がかかっていて、シャデー好きの私は嬉しかったですけど、誰の選曲?

場内が暗転し陽水が登場、いよいよライブのスタートです。
オープニングは陽水とサポートギタリストの今堀恒雄さん二人のアコギだけで、「青空、ひとりきり」
1曲目が終わった後、「こんばんは〜」と挨拶するでもなく「新緑も…新緑が…」と唐突なMC(^^;; いかにもらしい始まり方です。
その後「闇夜の国から」「なぜか上海」…とアコギの弾き語りが続きます。
最初はギルド、途中からギブソン(ダヴ?)に持ち替えたのですが、そのギブソンのチューニングが狂っていたのが気になって気になって(^^;; 途中でやっとチューニングしてくれました、ホッ。
(ちなみに今堀さんのギターはTaylorのドレッドカッタウェイ使っていました。
数年前、陽水もTaylorのプレゼンテイション使ってたっけ)

「飾りじゃないのよ、涙は」からキーボードが増え、その次の曲、聴いた事のないロックナンバーからフルメンバーサポート。
その曲は、今月28日発売のニューアルバム1曲目に収録の「11;36 Love Train」と言う曲でした。
「リバーサイドホテル」の頃には、会場もかなり熱気を帯びてきました。
某BBSで今回のコンサートツアーのセットリストを入手していたので、ある程度の曲順は頭に入っていたのですが、各会場事1〜3曲入れ替えがあるようで、次の「自然に飾られて」は予想外。
いやぁ、こんなに良い曲だったっけ?…この辺りで涙が出てきました、本当に。
その後、新曲を2曲挟みながら、最近の(ご本人の)フェイバリットソング(本人談)の「感謝知らずの女」(そう言えば先日TVでも歌ってましたね)等を熱唱!
「新しいラブソディー」では見慣れない12弦ギターを待ってましたが、どこのだったんだろ?
それにしても今日はジーンズ(?)にストライプのシャツだなんて、随分爽やかだなぁ(^^;;

陽水Live_f0021369_1554538.jpgバンドメンバーでは、北海道出身の今剛さん(Gu)と、Bassの美久月さんが目を合わせながら楽しそうに演奏していたのが印象的でした。
Keyboadの小島さんは、さすが!の演奏を聴かせてくれました。特に生ピアノは出色!
陽水が(私の好きな曲…今回は残念ながら聴けませんでしたが)「長い坂の絵のフレーム」を“彼を相手に作った”と言わしめるだけの事はありました。

さて、そろそろライブも終盤…ブルースハープを持ったと思ったら…始まりました「氷の世界」
30数年も前のミリオンヒットですが、今聴いても全く古さも感じない。
会場の熱気も最高潮に達し、前の方では立ち上がる人も。
演奏後、客席に放り投げたブルースハープ、誰がゲットしたんだろう…羨ましい〜〜
最後はギターを置いて「少年時代」でクールダウンでした。

アンコールではパフィーのセルフカバーを2曲、そして「夢の中へ」で再び大盛り上がり〜!!
アンコールでは我慢しきれず私も立ち上がって一緒に熱唱してしまいました、なはは。
前の方は皆立ってたんですけど、私の席後ろの方だったので大人し目…年齢層も一段と高かったし…(^^;;
エンディングは「傘がない」…懐かしい“もどり道ライブ”のそれとは違う、ヘビーロックな「傘がない」は迫力&貫禄満点!
全く隙のない、気持ちが入った歌唱に圧倒されライブは終了しました。

もう50代後半ですが、それを感じさせない声量と、あの独特のツヤは昔と全く変わらない。
ステージでの圧倒的な存在感は、30数年のキャリアと実績のなせる技なのでしょうか…
本当にカッコいいおやじでした。
ここ数年で私が観た多くのライブの中でも、間違いなくベストライブの一つとなりました。
できる事なら、明日また行きたい程です。
一緒に行った妻も感激したようで、帰ってきてからライブDVDでおさらいしていました(^^)
それにしても、デビュー以来30数年で20枚を超えるアルバムを出しているのに、セットリストのうち3曲はデビューアルバムからの選曲。
そんな選び方ができる陽水は(いろんな意味で)すごい人だと再認識しました。
本当に素敵な時間を過ごす事ができました、ありがとう、陽水。

<セットリスト>
01 青空、ひとりきり
02 闇夜の国から
03 なぜか上海
04 限りない欲望
05 夏まつり
06 いつのまにか少女は
07 飾りじゃないのよ、涙は
08 11;36 LOVE TRAIN
09 とまどうペリカン
10 リバーサイドホテル
11 自然に飾られて
12 新しいラプソディー
13 新しい恋
14 感謝知らずの女
15 長い猫
16 氷の世界
17 少年時代
アンコール
18 アジアの純真
19 渚にまつわるエトセトラ
20 夢の中へ
21 傘がない

2006.06.01 北海道厚生年金会館
by aki3man | 2006-06-01 23:45 | ライブ
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