修学旅行

また学校写真を撮っていた頃の話しです。

20年程前、まだ20代半ばは学校写真を一番のメインの仕事としていましたので、修学旅行には年に10回以上行っていました。
5月、中学校の修学旅行で(A市から)函館方面へ2〜3回。
6月、小学校の修学旅行で小樽や洞爺、登別方面に2〜3回。
そして9〜11月、高校の修学旅行で奈良・京都に5〜8回。

当時の高校の修旅は青函連絡船で本州へ渡り、そこから寝台で京都へ…と言うのが一般的なコースでした。
青函トンネルが開通してからも、寝台を使う事が多かったです。
添乗員さんや先生方は女子生徒の車両に泊まりたがらないので、私はいつも女子車両に入れられました。
羨ましい?…まさか…これがなかなか大変なんです。
トイレに行くにも不審な行動に見られないように気を遣わなければいけないし、朝顔を洗いたくても、あの狭い中で先に着替えてネクタイを締めてからじゃないとベッドから出る事もできなかったり、髭剃るにも鏡は使えないし。
イビキ一つかけない…そんな感じでした。もう到着前にグッタリです。

修学旅行では、行きの車中でどれだけ生徒の気持ちを掴むかで売り上げが変わってきます。
それこそイケメンのカメラマンなら放っておいても「撮って〜」と来るのでしょうが、残念ながら私の場合『笑わせてなんぼ』ですので(^^)各席をまわりながら冗談飛ばしまくり…毎回ネタを仕入れていかなければなりませんでした、本当の話し。
でもそうする事で、京都に着くまでに顔を覚えてもらえるし、その後の数日間は楽に仕事ができるのです。

京都・奈良の後は新幹線で東京へ。
TDLに行く学校がほとんどでしたので、今まで20回以上TDLに行かせてもらいました。
あれだけ広いと自分の学校の生徒を見つけるのも容易ではなく、一日いて十数人としか会えない事もしばしば。
で、生徒を見つけた時は写真も撮りますが、一緒にアトラクションにも乗ったり(^^)
おかげさまでほとんどのアトラクションと全てのレストランを制覇しました(^^)v

日程が込み入っている場合、東京でその学校を見送り、次にまたやって来る学校を東京や京都で受ける事も良くありました。
3週間一度も帰れず、東京と京都を3往復なんて事も。
洗濯物は京都で次ぎに泊まる旅館にお願いしておいたり、現地の写真屋さんにお願いしておいたりしました。
10〜11月の6週間を向こうで過ごした年もありましたね。
体力的にはめちゃくちゃハードでしたが、独身でしたし美味しい物を毎日食べられるし、ほんのわずかですが日当も出る上に、こずかいを使う暇もないので小金は貯まるし、自主研修の日には自分の行きたいとこを(もちろん自腹で!)観に行ったり…今考えると楽しい想い出です。

そうそう、夜急に起こされ「写真屋さん、これからタクシー飛ばして雄琴まで遊びに行きますけど一緒に行きませんか?」などととんでもない誘いをしてくる先生がいた事もありました。
信じられないですよね!今なら大問題です(その時?行った訳けないじゃないですか、いやホント、マジで、ほんとだってばぁ〜〜)

奈良・京都だけではなく、韓国にも数回、広島や静岡、九州…等々にも行かせてもらいました。
「修旅?仕事でなんて行きたくない」と言うカメラマンも多いですが、仕事だろうがせっかく行くのであれば楽しんで来なければ勿体ないです。
おかげさまで、仕事でなければ行かないであろう場所にも何度も行けたり、生徒の時には真面目に聞かなかったありがたいお話しをちゃんと聞いたり、何と言っても旅行の楽しみ方を学ぶ事ができました。
旅行は癖の様なもんで、行き出すと楽しいですが、行かなくなると出不精になりがち。
今でも旅行に行くのが億劫でないのは、旅慣れさせてくれた当時の経験があるからでしょうね。

と言うわけで、明日からちょこっと温泉に行ってきます(^^)v
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by aki3man | 2006-09-26 23:38 | 写真
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