山下達郎 "Performance 2008-2009" in 青森(注:ネタバレあり!)

さてお待ちかね、1月28日 (水)青森市文化会館で行われた、山下達郎 "Performance 2008-2009"のご報告です。
昨日も書きましたが、アンコールの際に達っつぁんから「ネタバレには配慮を」とのお達しがありますので、どこまで書けるやら…ですが…
(注!いつになくアクセスが多いところを見ると、検索していらっしゃる方が多いのかもしれません。これからライブに行かれる方はご自分のご責任でお読み下さいませ。多少のネタバレはありますので)


ホテルから会場までは1.5kmほど、タクシーに乗って駆けつけると、ちょうど18:00開場したばかりで、まだエントランスは賑わっていました。
最初からツアーパンフを買う予定だったのですが、既にテンションが上がって興奮状態の私はついつい携帯ストラップとTシャツまで買ってしまいました、なはっ(^^;;

会場の青森市文化会館は2千余名のキャパで、せり出しの2階席がある綺麗で立派なホール。
ライブの中で達っつぁんが「このホールは日本でも有数の音が良いホール」と言っていましたが、確かに客席にいても解るほど良く響くホールでした。
席は20数列目でしたが通路側だったのでステージを遮るものは何もなく、とても快適に見る事ができそう。
ぐるっと見回すと、お客さんの年齢層は30代から50代、男女半々って感じ。
割合地味目な感じの人が多く感じましたが、自分もその中の一人に間違いないし(^^)
さて、そのステージ…セットはシンプルにして照明等で効果を付けよう…と言うのではなく、まるで60年代NYのとあるビルの屋上と言った感じの、とてもカッコ良い、結構大掛かりなセットが組まれていて、ちょっと『On The Street Coner』のジャケットを彷彿。
所謂ルーフトップライブ…The BeatlesのGet Back風?…ちょっと違うか(^^;;
会場には、いかにも達郎が好きそうなドゥアップなア・カペラが流れていました。

18:30を5分程過ぎた頃、音楽が達郎の一人ア・カペラに変わってメンバーが「あぁ、そこからね〜」って具合に登場。
最後にシルエットでそれと分かる…真新しそうなブルージーンにネイビーのシャツ、肩にはあのブラウンのテレキャスを携え… 御大が現れたかと思うと、何百回と聴き憧れたあのイントロのカッティングが。
もうそこから涙がぽろぽろと…本物だぁ…その声もその音も、まんま達郎でした。
続いて『Treasures』からノリノリのあの曲を。
まだ落ち着きを取り戻せない私は、目をまっ赤にして(いたはず)聴き入ってました。

MCで、青森は17年振りだけど80年代にはよく来ていて、まだこのホールの前の建物で建て直していた時には来れなかったとか、どこのホテルに泊まったとか、よく覚えているもんです。

そうそう、MCと言えば、なぜ6年もライブができなかったのか、なぜ今回ツアーを行う事にしたのか…そんな話を何度もしていました。
その理由の一つにバンドメンバーの事があるのですが、30年達郎バンドのリズムセクションを支えてきた青山淳に代わって新しく加わったドラムは、達郎が「間違いなく次の世代を引っ張る天才ドラマー」と呼ぶ、若干24歳の小笠原拓海。山下洋輔と一緒にやっていたというだけあってテクニックは素晴らしいものがありました。
あっ、でも実は最初スネアのヌケがあまり良くなくて「思った程じゃないなぁ」と感じたのですが、だんだんヌケてきたように感じたのは気のせいなのか、PAのせいか、演奏自体のせいか…それにしても素晴らしいドラマーである事は間違いないです。
基本的な演奏は青淳のまんまでしたが、終盤『Bomber』の途中で3分以上(?)聴かせてくれたドラムソロでの、16ビートでベードラ蹴るとこなんて鳥肌もんでした。

ついでに他のメンバーの事を少し。
左端はこれまた新しいメンバーの柴田俊文(key)
昔、ギターの佐橋とバンドを組んでいたとの事。
YAMAHA DX-7とハモンドオルガン(他にもあったかも?)ハモンドの音が素敵でした。
そのちょっと後ろ隣にサックスの土岐英史。
これだけのメンバーでこれだけの楽曲、管は一人だけって大変だろうなぁ…などと思いながら、この人だから一人で充分なんだ…と納得。
手前右には(山弦の片割れ)佐橋佳幸
ゴールドのストラトを常時うつむき加減で弾いていましたが…やっぱり彼も天才!
あの音の出し入れの妙は、これぞプロって感じでした。
いやぁ、ほんとカッコ良すぎ。松たか子が惚れる訳です、これまた納得。
そうそう、佐橋さんは途中で、EW&Fの有名曲が♪青森県〜青森県〜♪と聴こえる空耳を披露して爆笑を買っていました(^^)

真ん中に達郎と小笠原をはさみ、右にベースのお馴染み伊藤広規
マーシャルを二段積みいしてゴリゴリ…(^^)v
右端には、これまたお馴染み、難波弘之
フルコンのピアノとフェンダーローズを使い分けて、素敵すぎるピアノの音を奏でてくれました。

その後ろにはコーラスが三人。
右端は、元スタレビで現在はesq(エスク)と言うユニットを組んでいる 三谷泰弘
遠目でしたがスタレビ時代とちっとも変わらないように見えました。
お隣はノリノリダンスが素敵な佐々木久美さんと、ソロでも活躍されている国分友里恵さん。

見ていて感じたのは、彼らはサポートメンバーなのではなく、山下達郎バンドのメンバーなんだなぁと言う事。
バンマスはもちろん達郎だけど、彼ら10人1ユニットで完成されていると言う感じでした。当たり前なんだけどね。
それにしても、30年前と同じキーであれだけの声で、カンペ無しでも歌詞を間違える事なく(^^)完璧に歌いきっちゃうプロ意識と、自信を持って「楽しんでいって下さい」と言い切れるプライドには、今まで見たどのアーティストとも違う空気を感じました。

さて、ライブの話の続きを。
各メンバーの紹介を兼ねたソロをたっぷりフィーチャーして、懐かしい『Paper Doll
途中一人ア・カペラのコーナーは、割合新しいシングルからあの曲『バラ色の人生~ラヴィアンローズ』から始まり、オンスト2に入っている自身一押しのこの曲『Chapel Of Dreams』季節外れをエクスキューズしながら、続いてクリスマスソングを2曲歌った後メドレーであの曲を。
間奏のア・カペラだけ録音に被せて…と、凝った演出(と言うか、それしか方法はない)

バラード系を数曲続けた後、伊藤さんのスラップがかっこ良すぎる『Bomber』辺りからは総立ち(ちょっと大げさ)
続いて、待ってました『Let's Dance Baby』この為に音だけクラッカーを用意してきました。
でも、思ったより鳴らしていなかったような…うちらだけ浮いた??(^^;;

最後は出世作で大ヒット曲『Ride On Time』を、途中ラインを抜いて生声で歌って聴かせてくれました。

当然鳴り止まぬ拍手に応えて、赤いシャツに着替えて登場。
アンコールは最近のシングルから、その後「我々の未来の為に、我々の子供の未来の為に、手塚治生誕80年を記念して…」あの曲を、途中主題歌をフィーチャーして。
懐かしい曲を挟んで、最後はまたマイクを置き生声で土岐さんのSaxをバックにあの名バラードを熱唱してライブは終了しました。
時計を見ると21:38、3時間3分程の最高のライブでした。
『That's My Desire』が流れる中、それを一緒に口ずさみ余韻に浸りながら外へ。
1月末だというのに青森は全然寒くなく、妻と食事処を探しながらテクテク歩いていると、あっという間にホテル近くまで着いちゃいました。
居酒屋で新鮮な海のものに舌鼓を打ちながらライブの感想を話しましたが、またこのライブを4月に札幌厚生年金で観れるのかと思うと、いつもライブの後感じる寂しさも半分(^^)
待ち遠しいなぁ…

長くなっちゃいましたが、何となく分かって頂けましたでしょうか?
この後ライブに行かれる方には話し過ぎたかもしれません、ごめんなさい。
残念ながら行けない方、還暦までは毎年ツアーをすると言っていましたので(来週56歳になります)きっとチャンスがあると思いますよ。
それまで待ちきれない方には、こっそりセットリストを…(見たい方は↓反転させてね、↑↑も同じですよ)

2009.01.28 (wed)
青森文化会館


01.Sparkle
02.Jungle Swing
03.Blow
04.春よこい〜Donut Song
05.夏への扉(The Door Into Summer)
06.ついておいで(Follow Me Along)
07.Paper Doll
08.さよなら夏の日
09.Forever Mine
10.バラ色の人生~ラヴィアンローズ
11.Chapel Of Dreams
12.Have Yourself A Little Merry Christmas
13.We Wish You A Merry Christmas~クリスマス・イブ
14.蒼氓
15.Get Back In Love
16.Bomber
17.Let's Dance Baby(~Dancing Queen~Do You Wanna Dance?~踊ろよ、フィッシュ)
18.高気圧ガール
19.Ride On Time
Encore
20.ずっと一緒さ
21 アトムの子
22.Down Town
23.Your Eyes


山下達郎 (Vocal,Guitar)
小笠原拓海 (Drums)
伊藤広規 (Bass)
難波弘之 (Acoustic Piano & Rhodes)
柴田俊文 (Keyboard)
佐橋佳幸 (Guitars)
土岐英史 (Saxophone)
国分友里恵 (Background Vocal)
佐々木久美 (Background Vocal)
三谷泰弘 (Background Vocal)
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by aki3man | 2009-01-30 16:40 | ライブ
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