「ケルン・コンサート」by エドゥアルド・イサーク

先日友人のAPさんから、あの!「ケルン・コンサート」を、ギターで弾いている人がいると聞き、気になっていろいろ調べてみました。
マヌエル・バルエコがアルバムを出していて、その楽譜も出ていました。
残念ながらそのアルバム(「Sometime Ago」)は廃盤になっていて、入手が困難。
Amazon.comで見つけたのですが、日本には送ってもらえないと言われちゃいました(;_;)
チックコリアの「チルドレンズソングス」やS&Gの「オールドフレンズ」も入っていて、とっても気になったのですが…

気を取り直して他にも調べてみると、ドゥアルド・イサークと言うギタリストもケルンコンサートを弾いていました。
で、早速購入。
このアルバム、他にもビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」やマイルスの「ブルー・イン・グリーン」なんかも入っています。

「ケルン・コンサート」はキース・ジャレットが1975年にケルンのオペラ座で行ったソロコンサートのライブ盤ですが、ご存知のように全てがインプロビゼイション。
学生時代2枚組のこのアルバムと、3枚組の「ソロ・コンサート」、どれだけ聴いた事か。
以前は、インプロビゼイションのアルバムを採譜して、それを別のアーティストが弾く…と言う事に、ちょっと違和感を感じていました。
しかし考えてみると、モーツアルトも王様の前で即興演奏をし家に帰ってから改めて採譜をし、その譜面を数えきれない程のアーティスト達が弾いているのですから、全然おかしな話ではないのかもしれません。
(ちなみに「ケルン・コンサート」の採譜は日本人がしたハズですが、このアルバムはその楽譜を使用せず、イサーク自身の耳コピと言う事です)

ざっと聴いただけですが、決してオリジナルに忠実な訳ではないですし、曲順もバラバラだったりするのですが、彼がキースをリスペクトしているのが解る、とても良いアルバムでした。
アルバムの最初、Part1の一小節目の音は、澄み切ったあのオリジナルを充分に再現しています。
ただちょっと良いオーディオで聴くと音の広がりに差がありすぎて、楽器としてのポテンシャルの違いを感じてしまいました。レコーディングの差なのかもしれませんけど。

「ワルツ・フォー・デビー」も良い雰囲気です。
ただ私は(ベタですが)アール・クルーのカヴァーの方が好きかな。

残念ながらこのアルバムの楽譜は出版されていないようです。
もっとも、出版されていたとしても、弾く事はできないでしょうけどね(^^;;
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オリジナル「ワルツフォーデビー」、オリジナル「ケルンコンサート」と一緒に
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by aki3man | 2009-02-01 22:36 | ギター
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