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サッカー雑感

サッカーネタが続きますが、ご勘弁(^^)

先日のアルゼンチン(vsセルビア・モンテネグロ)の試合を見ていたら、ピッチ上に次々といくつもの三角形ができあがるのが見てとれました。
それはまるで美しい幾何学模様。
ボールを一つの頂点にして三角形ができあがり、その一辺が無くなると同時に新しい一辺が次の三角形を形成する…その繰り返しがハーフウェイラインからバイタルエリアまでボールを運んでいました。
よく解説者が「パスを繋げるには三角形を作りながら…」と話しはしていますが、あれほど幾何学的に美しくプレイヤーが三角形を作り続けるゲームを、私はあまり見た事がありません。
本当に見とれるようなパス回しでした。
ゲームの結果は、6:0…サッカーでは珍しい大差の試合でしたが、私にはそれも必然的な数字に見えました。


今回の大会、レフェリーが厳しくとっているジャッジにシャツプリングがありますが、他にも気付くのは、スローインの場所です。
以前は割合アバウトで、ボールがタッチラインをでた場所から10m近くも離れた所からスローインするのも珍しくなかったですが、今回はキッチリ出た所からスローさせています。
所謂ダイブ…シミュレイションはここ数年、世界的にかなり厳しくとっているので、今回はあまりダイブをする選手がいなくなりました。
どちらも良い事ですね。
レフェリングについてはまだまだいろいろと問題はありますが(日豪戦の誤審問題等)、VTR審査の導入はゲームの性質上難しいのでしょうね。
オフサイドの判定は、ラインズマン一人では無理があるのは間違いないのですが…
ただ、ゴールしたかどうかの判定くらいはVTRの導入しても良いのではないでしょうか?
昨日の韓国vsフランスでのフランスのゴールは、VTRで見る限り完全に入っていました。
あれではフランスの選手が可哀想です。

他にも気になっている事は、ゲーム終了間近の時間稼ぎ行為。
それもサッカーと言う競技の性質の一つ…と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、ロスタイムでの選手交代や、軽いファールで倒れ込む選手…とてもスポーツマンシップに則った行為とは思えない見苦しい行為です。

リードしているチームの交代(退出)選手は、必ず走って出て行く事。歩いたらキャプテンにイエロ−。
または、出て行く前にプレイオン(当然その選手はプレイに関わってはいけない)
85分以降はリードしているチームは選手交代不可。
リードチームの選手が倒れた時は、他の仲間選手が手伝い即刻ピッチから出す事。
倒れ続けていて、仲間選手が出さなければキャプテンにイエロー。

これは極端ですけど、こんなルールでも作らなければ無くならないのでしょうね。
私の大好きなサッカーの、一番嫌いな部分です。
リプレイされるTV画面を見て分かってしまう…それが問題なのかもしれませんね。
こんな事は想定していなかった時代、TVで見るのではなく生で見るだけ(プレイするだけ)の時代、その頃からの負の遺産のような気がします。
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