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100分の3秒って…

オリンピックももう終わっちゃいますね。
今朝ののアルペン回転はしびれました。
皆川選手は1本目を終えて、トップと0.07秒差の3位。4位の選手との差は0.11秒。
皆川選手よりも期待していた、佐々木“ビッグマウス”明は1秒差の8位。

正直言うと、2本目は見るのが怖かったです。
「もしかしたらメダルを…」と言う気持ちより
「どうせダメだろう」「転んじゃったりして…」
そんな思いが頭を巡ります。(すっかりネガティブな私)

そして2本目。
佐々木選手はスキーより先に気持ちが滑ってしまい棄権。
らしい…と言えばらしいです。
まぁ良くも悪くもそれが彼のスキーに対するスタンスなんでしょう。
(その生き方、決して嫌いではありませんよ)
皆川選手は少々固さが見えたものの、無難に攻めたように見えました。
結果は…100分の3秒差の4位。
100分の3秒って…_f0021369_1684073.jpg
私達が普通に生活していいて、100分の3秒を意識する事なんてあり得ないです。
陸上100mの0.03秒とは違い、1分弱を2回滑った結果です。
しかもきれいに整ったレーンを走ったり滑ったりするのではなく(作られたバーンとは言え)自然を相手に戦った結果です。
1位と2位の差は0.84秒、2位と3位の差は0.18秒。
神様は残酷ですね。
数字として一番小さな差が、結果として一番大きな差となってしまいました。

メダルを取る取らないで、その後の人生が全然変わったものとなるのは間違いないです。
そう言う意味で、人生を変えた100分の3秒と言えるでしょう。
もちろん、メダルを取った後の人生の方が幸せかどうか、それはまた別な話ですけどね(^^)

ちなみに7位入賞と大健闘だった湯浅選手、2本目のタイムは全体3位の記録。
1本目3位の皆川選手と2本目3位の湯浅選手のタイム、合計すると…1分43秒35で、見事銀メダル〜〜!…と、虚しい計算をしたりしてました(^^;;

今回のオリンピック、岡崎選手も同じく0.05秒差で、村主選手は6.21pt差で4位。
でもこれが勝負の世界ですし、これがオリンピックというものなのでしょうね。
それでもアルペンで半世紀ぶりの入賞、それも二人。素晴らしい結果でした。
半世紀ぶりと言えば、オーストリア勢の表彰台独占も半世紀ぶりだそうで…
さぞかし盛り上がってるんだろうなぁ…羨ましい…

-追記-
一昨日の荒川選手の記事に、非常にたくさんの方のアクセス及びコメント、ありがとうございます。
彼女のメダル獲得は、おそらく私を含めブロガー達に新しい仲間を作らせてくれ、たくさんの人に素敵なブログ発見のチャンスをくれました。多謝です。
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