ちちろん私もその一人(^^;;
今回のライブに関わって、たくさんの方といろんなお話しをさせて頂き、改めて音楽の持つ力の大きさを肌で感じました。
(mixiでお話しされていますが、引用させて頂きます<APさん、すみません)APさんがクラプトンの「"Tears in Heaven"を息子さんが生まれてから弾かなくなった」…と言うお話しをTommyにされたのですが、Tommyは「エリックは、息子がこの世を去っても、自 らの命を絶つことはしなかった。彼は、それだけではなく 様々な困難に出会ってきている。
Tears in Heavenの曲も 歌詞も本当に素晴らしい。"I must be strong and carry on 'cause I don't belong here in heaven."という歌詞 があるでしょう。彼は、強く生きていく、歌っていくと いうこと選んだのです・・・。」と話してくれました。
APさんもその話に深く感銘を受けていますが、私も"ANGELINA"を弾きながら幸せそうに歌っていたTommyの笑顔を思い出し胸が熱くなりました。
そして何よりも、APさんの家族に対する愛情の深さに心が揺さぶられました。
たった一曲の音楽が、これほど人の心に突き刺さってくるんですね。
Tommyは「音楽は言葉や国境の壁を越える」と言っていましたが、きっと本来音楽にどんな壁も存在しないのでしょう。
ジャンル、プロ・アマ、有名無名…全てを超えて、幸せを共有できる…それが音楽の持つ本当の力なんだと思います。
ライブ中のオーディエンスの顔、演奏しているTommyの顔…360°見回して、その全てに笑顔がありました。
素晴らしいのは、ライブを終えた今も変わらず笑顔をが胸の中に感じる事ができる事。
単なる「想い出」以上の何かが、確かにそこにあります。
もう一つ、音楽は人の輪(和・環)を作ってくれます。
今回のライブをきっかけに、たくさんの新しい出会いがあり、素晴らしい方々と交流できました。
その中のお一人からお聞きしたお話…これも音楽の力を伝えてくれるものでした。
ご本人の了解は頂いていないのですが…ご紹介させて頂きます<すみません。
その方は元々バンド活動をされていて、エレキばかりを弾いていたそうです。
その彼がアコースティックギターを弾かれるようになったきっかけは…悲しい理由でした。
最愛の奥様を癌で亡くされ、その奥様が亡くなってから、最初に奥様の車を運転した時に、最初にカーステレオから流れて来たのが、押尾さんの「ドラマティック」だったそうです。
奥様がアコースティックギターの音色が好きだったのを思い出し、まるで奥様が「私はいないけど、好きなギターでも弾いて楽しく毎日過ごして!」と言ってくれたような気がして、アコースティックばかりを弾くようになった…と言うお話しでした。
このお話しにもとても大きく心を揺すぶられました。
こうやって音楽は人の心の深いところに根付いていくのですね。
私もアコースティックギターを20年振りに再開して、それをきっかけに、本当に素敵なたくさんの仲間達と出会え、今回のような素晴らしい経験をさせて頂けました。
こんな拙いブログにも、音楽仲間達が集まって来て下さっているし、本当に音楽に「ありがとう」と言いたいです。
そしてもちろん、これを読んで下さっている皆さんにも…(^^)v